TI-Nspire CX CAS + Lua (2)

投稿者: | 2014/09/21

前回、TI-Nspire CX CASでLuaスクリプトを作成し実行させる手順を説明しました。
前回のサンプルでは、リサージュの周波数はプログラム固定でした。
今回は、UIを通じて変更する方法を紹介します。

[doc]→[5:Page Layout]→[1:Custom Split]でPageレイアウトを追加します。

Nspire_Add_Layout

 

追加したPageレイアウトを適当なサイズにします。

 

Nspire_Move_Layout

 

追加したレイアウトに[3:Add Geometry]で図形のページを追加します。

Nspire_Add_Geom

[menu]→[1:Actions]→[A:Insert Slider]でスライダーを追加します。

Nspire_Add_Slider

Slider Settingsのダイアログが表示されますので、Variableに f1 と入力します。
x方向を狭くするために、Style をVerticalにします。

Nspire_Slider_setting

スライダーが選択された状態で、[ctrl],[menu]を押して、スライダーのプロパティを表示させ、[3:Minimize]を選択します。(上のダイアログでも設定できます。)

Nspire_Change_Slider_type_V

 

同様に、ph1, f2のスライダーを追加します。

Nspire_Add_PageLayout

Luaスクリプトを修正します。

同一のProblem内では変数はグローバル変数になりますので、スライダーで設定した値はLuaスクリプトから参照することができます。

スライダーf1, ph1, f2の値を取得し、fr1, ph1, fr2に代入しています。

TI-Nspireの数学関数を利用するには、以下のようにします。利用できる関数はマニュアルに記載されています。

 

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